鳴門の渦潮は、春と秋の大潮が見ごろ❗️春の大渦を探しに、うずしおクルーズ観光に行ってきました〜😁
世界遺産に登録を進めている「鳴門海峡のうず潮」ですが、大きい渦だと直径20m以上にもなります。
ちなみに、こちらが世界の大渦ランキング。
- 1位 鳴門海峡(日本)約24m
- 2位 サルトストラウメン海峡(ノルウェー)約10m
- 3位 ランス川 河口(フランス)約2m
鳴門海峡のうず潮は、2位以下をダブルスコアで突き放す圧倒的なポテンシャル。世界遺産に登録される日も近いと思います😁
そんな鳴門の大渦を観られるベストタイミングがあるので、渦潮観光をするなら少しでも良い条件でチャレンジしましょう。
淡路島に移住してから何回か乗船して感じた、うずしおクルーズの楽しみ方❗️も書きますので、参考にしてもらえたら嬉しいです😊
鳴門の渦潮が観られる時期・時間
鳴門海峡の渦潮の見ごろは、一年間のうちでも春と秋の大潮時です。
大潮時とは、満月や新月の付近ということですね😄
直径20m以上の大うずが観られるのも、このタイミングがベスト。
クルーズ船の会社が「春の大潮がやって来た❗️」と、こんな別冊パンフレットを作成するくらい観光客の方々に観てもらいたい!まさに渦潮の旬なわけです。
さらに、大きな渦潮を観るには、時間も重要。
パンフレットの中では、どの日時が渦潮の見頃か分かりやすく表でまとまっていますが、その中でもベストタイミングの時間帯は、満潮時と干潮時の一時間ほど。
個人的に釣りが趣味なので、潮の干満を知ることができるタイドグラフのアプリを持っているのですが、この日の潮(淡路島・福良)はこんな感じでした。
アプリを開いた時刻に赤い棒が見てとれますが、僕らは13:30分の干潮時を狙って渦潮観光を計画。2年ぶりに、うずしおクルーズ観光に行くことに🚗💨
鳴門の渦潮のアクセス
淡路島のうずしおクルーズ観光は、島の最南端・福良にある「うずしおドームなないろ館」から乗船できます。
なないろ館は、いわゆる「道の駅 福良」でして。国道28号線のゴールみたいな場所なので、迷うことはないはず。高速道路を利用するなら、西淡三原ICか、淡路島南ICが最寄り。それぞれ、車で15分程度です。
ちなみに、神戸三宮からは高速利用で約80分、大阪梅田からは約120分くらい。
駐車場は、道の駅はもちろんのこと、この周辺にいくつも無料駐車場があるので安心です。
僕らは福良マルシェの隣にある駐車場に停めることが多いです。
兵庫県南あわじ市福良甲1528
鳴門・うずしおクルーズ料金
乗船料は、大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円。
幼児(0-5才)はちょっと微妙なんですが、、、大人一名につき一名無料で、大人の人数を超えると子供料金になります。
団体割引や障がい者割引もあります。
乗船券は、うずしおドームなないろ館1Fで購入。
前回(2年前)は気がつきませんでしたが、今は券売機で購入できます。
WEB予約もできるみたいですが、今のところ料金は同額ですので、そこまでWEB予約のメリット感はなさそう。
ただ、乗船できる人数が決まっているので、今後、世界遺産に登録されたりすると、予約していないと乗りたい時間帯の船に乗船できない可能性も出てきそう。むしろ、それを見越したシステム導入の気がしますね😁
ちなみに、乗船口は券売機のすぐ右横です。
鳴門・うずしおクルーズ観光の楽しみ方
うずしおクルーズ船は、「日本丸」と「咸臨丸」の2船あります。
船の大きさは、そんなに変わらないと思います。
今回僕らは、咸臨丸という、茶色の船に乗りました。
咸臨丸の様子
歴史が好きな方はピンと来るのかもしれませんが、「咸臨丸」は1860年に日本人で初めて勝海舟が太平洋を横断してアメリカに渡った蒸気帆船を模した船です。
船内には、その辺の歴史的背景が分かる資料展も。
艦長室には、勝海舟(左)と福沢諭吉(右)もいますよ😁
ちなみに、このすぐ隣には鳴門海峡で漁れた魚の剥製展も。
もう一方の船、日本丸にはこのような展示はなかったと思いますので、どうせ乗るなら咸臨丸の方がちょっとお得な気がします🙌
ここからは、実際に船に乗ってから渦潮を観て、帰港までの様子(約1時間)を、うずしおクルーズの楽しみ方と共に解説していきます🤗
うずしおクルーズの楽しみ方1:カモメの餌やり
うずしおクルーズの楽しみの一つ、カモメの餌やり。
出発前から、既にカモメは大興奮。本当に手元まで餌を求めて飛んできます。
子供たちは渦潮よりも、カモメの餌やりの方がテンション上がっている気がしますね😆
もちろ、出航してからもカモメは追いかけてきますので、エサやりは慌てずに。
うずしおクルーズの楽しみ方2:いざ出発!大手振りで見送り
船が福良港から出発すると、スタッフの方がお手製で作ったであろう味のある大手で見送ってくれます。
ディズニーランドとか、USJとか、テーマパークでもですが、わりとお客さんも手を振替してくれるんですよね。きっと、テンションが上がるんですね😁
鳴門海峡までの道のりの途中で、日本丸とも行き違いになるんですが、その際もお互いに手を振るのが慣例になっています。
うずしおクルーズの楽しみ方3:点在する島々の逸話を楽しむ
福良港から鳴門海峡に到着するまで、約20分程度。
その間、船内アナウンスでは淡路島の国生み神話や歴史を交えながら、周辺の島々の逸話などの解説があります。
源平の争いなど、歴史に興味がある方は面白いと思います。
うずしおクルーズの楽しみ方4:渦潮さがし
当たり前ですが、この渦潮探しがメインイベントです❗️
なぜ「渦潮探し」と書いたかというと、渦潮が発生するのはわずか数十秒なんです。
しかも、どこに発生場所は特定できません。
船長のアナウンスを頼りに、「渦になるか〜、なるか〜」とみんな各自の予測で待ち構え、「ダメだ〜😭」「渦になった❗️」といった楽しみ方になります😄
特に、この日のように、あまり渦が巻かない時は・・・_| ̄|○
春の大潮かつ干潮時だったのですが、めっぽう風が強く。これまで参加したうずしおクルーズの中で、一番渦を観られないという結果に終わったのです😢
期待が大きかっただけに少し残念でしたが、悪い状況なりに、良い渦潮が撮影できたとは思っています🤣
つまり、大潮や干潮・満潮に加えて、強風にも注意すると、より大渦を観られる確率がアップします❗️
うずしおクルーズの楽しみ方5:渦の花さがし
上の画像を見ても分からないと思いますが、いちおう「渦の花」を捉えたつもり😁
渦の花とは
渦潮によって海峡の下に吸い込まれた海水が海底にぶつかって跳ね返ってきて、海面が盛り上がる現象です。渦が多い日はボコボコと見られます(お風呂でオナラをした時のような感じ)。この日は、渦が小さく少なめだったので、ボコボコというよりも、モワモワって感じの花が多かったです。
うずしおクルーズの楽しみ方6:瀬戸内海と太平洋の境目を目撃
上の画像で分かりますかねー。ちょうど、中央あたり。白波が立っている境い目。ここが、瀬戸内海と太平洋の境目です。こんな風に海の境目が見られるのは世界的にも稀。個人的には一見の価値ありだと思います🤗
満潮の瀬戸内海(奥)と、干潮の太平洋(手前)で、落差が見てとれます。この落差は、最大で1.5mにもなるそうです。
この落差が鳴門海峡の激流を生むんです。
うずしおクルーズの楽しみ方7:日本最速の潮流を感じる
鳴門海峡の潮の速さは、時速20km。世界でもトップクラスのスピードで、もちろん日本最速です。
ちなみに、こちらが世界の三大潮流。
- 鳴門海峡(日本)
- メッシーナ海峡(イタリア)
- セイモア海峡(カナダ)
鳴門海峡では、紀伊水道と播磨灘の干潮・満潮の落差に加えて、徳島と淡路島の海峡距離が1.3kmと狭いために、海峡の中心部ではとても速い流れが生まれます。
うずしおクルーズでは、流れの速い海峡の中心部を通ってくれます。その様子を動画に少し撮りましたので、もしよければ参考程度に。
編集などはしていません(できません・・)ので、風の音が酷いです。まぁ、リアルを感じるということで😁
海というより、もはや川ですね😆
うずしおクルーズの楽しみ方8:鳴門海峡大橋を真下から見れる
うずしおクルーズだから見られるのが、鳴門海峡大橋の裏側。
なんと、車が通っている道路の下には、電車が通れるように作られているのです❗️
建設当初の計画では、新幹線を通そうとしていたそうな😁
うーん、幻の四国新幹線・・
うずしおクルーズの楽しみ方9:渦潮の原理をビデオで再確認
鳴門海峡からの帰り道には、さっきまで見ていた渦潮の原理をビデオで改めて丁寧に解説してくれます。
みなさん行きは船外デッキに出ていて、全く人っ気がなかった船内でしたが、帰り道はほぼ満席😁
解説ビデオは繰り返し流れますので、渦潮の原理がバッチリ分かりますよ👍
解説ビデオが3回流れ終えた頃、福良湾に到着するイメージです。
鳴門・うずしおクルーズの楽しみ方まとめ
鳴門の大渦を観るには、大潮まわりの日程を狙って。さらに、干潮時か満潮時を目掛けていくべし❗️
雨風によっても海が時化てしまうので、天候も加味できればベスト❗️❗️
特に、春と秋の大潮ね😄
ただ、ここでご紹介したように、うずしおクルーズの楽しみ方は渦潮だけではありません。
太平洋と瀬戸内海の境目や、日本最速の潮流など、鳴門海峡でしか体験できない価値あるものばかりです❗️
もし淡路島観光で一箇所しか足を運べないとしたら、僕は鳴門海峡の渦潮を推します。それくらい皆さんに一度は足を運んでもらいたい場所です🤗
ぜひ、うずしおクルーズで最高の体験を
当サイト「淡路島に移住してから」では、これからも淡路島の魅力を発信していきます。応援よろしくお願します🙌
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