淡路島・岩戸(いわんど)神社は、龍の切ない逸話が残る廃跡でした😢
この看板を見てピン!ときた方は、だいぶ淡路島に詳しいはず。
国道28号線の安乎あたり。運転中、東浦方面に北上する際、左手に一瞬見える看板です。
ここは緩いカーブになっているので、意識していないと存在すら気がつきません。少しゆっくり走ると、鳥居も見えて、ますます興味がわいてきたわけです。
ひょっとしてこの場所から、先山千光寺の麓にある岩戸神社まで登れるのか???なんて、想像していたのですが、全然違いました。
岩戸神社の様子
由来は分かりませんが、「岩戸」と書いて、「いわんど」と読むそうです。
看板にもあった通り、こちらの神社は廃跡でした。後ろの山が少しずつ崩れてそうなったのでしょうか、鳥居が少し埋もれているようにも見えました。
鳥居をくぐるとこんな感じ。
この時点で、正直、あまり良い気配は感じませんでした。
奥さんは鳥居を越えられず、ストップ。
手前にあった箱は、その昔、お賽銭箱だったようです。
この箱の穴から地中まで深く続いていそうな、そんな感覚を覚える箱でした。
奥にあったお社は、朽ち果てかけていました。
お供物があったのを見て、少し安堵。完全に忘れられてしまった場所ではなさそうです。
一瞬、この近くにある「水の大師」の岩の彫刻を思い出しました。あの時もお供物を見て、ホッとしました。
岩の中でも明るいのは、お社に向かって左手にある、岩の裂け目から太陽光が入っているからです。
もとはどういった神社だったのかは分かりませんが、この場所で行き止まりとなっていました。
岩戸神社とは
ここからは、家に戻って後から調べたお話です。
まず、岩戸神社が廃跡になっていた理由は、管理する人がいなくなったからだそう。あまり言いたくないですが、過疎化・少子高齢化による影響でしょう。
岩戸神社の神様は安乎八幡神社に合祀されました。そして、合祀の際には少し悲しい龍の逸話が残っているようです。
岩戸神社には龍がいて、神様をお守りしていたそうです。偶然にもその龍が留守の時に、安乎八幡宮に合祀したため、それを知らずに帰ってきた龍は神様が戻ってくるのをこの地を守りながら今も待っているんだとか。
年に一回ある安乎のお祭りの際には、この場所でしっかりお神輿が止まり、龍と神様を会わせているそうです。
ネットの情報ですので、真偽のほどは分かりませんが(逸話に真偽というのもおかしいですかね…)、淡路島に残る逸話の一つとして心に留めておきたいと思いました😁
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