淡路島・諭鶴羽(ゆづるは)神社に初参拝。パワースポットの奥之院・篠山神社から頂上社まで
諭鶴羽神は創建2150年。現在は西暦2019年ですから、古代というか、もう神話の世界ですね。淡路島のパワースポットで有名な伊弉諾神宮や沼島にも劣らない場所ではないでしょうか。
淡路島に移住して3年、初めて諭鶴羽神社に参拝してきましたので、ご紹介いたします。
諭鶴羽神社とは
こちらが、諭鶴羽神社にある立て看板。こちらに全て書いてありますが、以下に引用抜粋させていただきます。
ご祭神
「国生み神話」で知られた、伊弉冊尊を主神にその御子、速玉之男命、事解之男命の三柱の神様をお祀りしてある。
神代の昔、夫神の伊弉諾尊さまと共に、はじめて夫婦の道をひらき給い、日本の国土を修理固成され、多くの神々を生み給うた『母なる神様』である。古来、五穀豊穣、水源守護の神であり、淡路の産業の振興の神様として、また縁結び安産、夫婦和合家内安全の神様として広く崇敬され、源平の昔からお宮の灯りは燈台がわり、海陸交通安全の神様である。
ご由緒
社伝によると、およそ二千年の昔第九代開化天皇の御代にイザナギ、イザナミの二柱の神様が鶴の羽に乗りたまい、高天原に遊びたもうた。狩人が鶴の舞い遊ぶのを見て、矢を放つ。羽に矢を負った鶴は、そのまま東の方の峰に飛んでかくれた。狩人その跡を追って頂上に至るとカヤの大樹があり、その梢にかたじけなくも日光月光と示現したまい
「我は、イザナギ、イザナミである。国家安全・五穀豊穣成就を守るためこの山に留まるなり、これよりは、諭鶴羽権現と号す。」と唱えたまうた。狩人、涙を流し前非を悔い、その罪を謝し奉り、弓矢を捨てその地を清め大工を招き一社を建て神体を勧請し奉る。狩人、権現の社を受領して庄司太夫と号し一生神に仕えたりという。
惜しいことには、五百有余年前(康正二年)戦乱のため兵火にかかり全山焼亡。天文年間に至り美作城主(岡山県)の助力を得て十八宇を再興したが又々、天文十八年六月九日兵火にかかり(石川紀伊守の乱)焼亡衰微した。乱世の世の中にあってはもはや再興の望みなきにより、のちの平和な世に望みをたくして、美作住人乗蔵らが再興祈願および再興の資料として各社堂、神仏を碑石に刻して後世に残したるものが奥宮、十二所神社に安置してある天文二十一年銘の碑石群である。
ふむふむ。つまるところ、イザナギとイザナミが鶴にのって遊んでいたら、狩人に射たれた。神様を射ってしまったと分かった狩人は深く反省し、この地に諭鶴羽神社を建てて一生支えたというストーリーのようです。
そして、現在までに、戦乱の中で2回焼けてしまったようで。何度も立て直しているんですね。
ちなみに、元の諭鶴羽神社は、現在の奥之院・篠山神社の場所に建っていたそうです。
諭鶴羽神社の境内の様子
こちらが鳥居の様子。この手前には、広い駐車場があり、灘方面からは、車でここまで登ってくることができます。
さざれ石
伊弉諾神宮にも置いてありますが、諭鶴羽神社の鳥居の前にもさざれ石があります。淡路・灘産だそうです。
お手洗い場
鳥居をくぐるとすぐに手洗い場。水がなく使えない神社が多い中、ちゃんと管理されています。
みあげると、拝殿の前にある木がシンメトリー。苔むした擁壁の良し悪しは分かりませんが、荘厳な雰囲気です。
諭鶴羽神社の親子杉
階段を上がるとすぐ右手に、諭鶴羽神社の見所の一つ「親子杉」があります。
巨木の多い淡路島ですが、こちらの親子杉は兵庫の巨樹・巨木に選定されています。
触れてみてくださいとのことで、遠慮なく😁
左の太い杉の木と、右の細い杉の木がしっかり縄で結ばれています。
左手にあった石碑には、樹齢千年とありました。
とっても背の高い木で、てっぺんまで写そうとしたら、だいぶ下がらないとでした😁
というか、他の木も高いですね。
諭鶴羽神社の拝殿
拝殿は大きくありません。
扉がしまっていて。残念パターンかと思いましたが、開いてもOKとのこと。よかった😁
ちなみに、この入り口脇にある絵馬には、フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援するメッセージがずらり。実際、羽生選手も諭鶴羽神社を訪れたことがあるそうです。
拝殿の扉を開けると、中にはすごい希望がありました😙
お賽銭箱の横に、お守りやら、おみくじやら、御神酒やらが販売されていました。
僕らは、御朱印と可愛い交通安全シールを購入してきました。
護摩木も、スラスラスラ〜と書きまして。
神仙館(資料館)
拝殿の左手には神仙館という資料館があります。
展示期間が、12月25日〜3月31日ということで、この日は開いていませんでした。
新樹ゆずりは木
神仙館(資料館)の横には、諭鶴羽山の山名の由来になっているとも言われる、ユズリハ木がありました。
大日堂
ゆずりは木の横には、大日堂があります。
奥宮十二所神社
大日堂から、少し離れた場所に奥宮十二所神社。
ゆずりは山荘
奥宮十二所神社の向かいには、登山で疲れを癒す休憩所・ゆずりは山荘があります。
中に入ると、こんな感じ。
誰もいませんでしたが、椅子もありますし、雨風はしのげますね。
諭鶴羽神社の鶴の判子がありましたね。この鶴、可愛いです😁
天の浮橋遥拝所
ゆずりは山荘のすぐ前には、天の浮橋遥拝所があります。ここは中々の絶景ポイント❗️
標高520mだそうで。眼下に、国生みの島・沼島を望めます。
厳島神社
厳島神社は、拝殿の右手にあります。御祭神は、市杵島姫ノ神です。
この厳島神社を、さらに右側に行くと、奥之院・篠山神社につながっています。
この道は、山道です。
苔むしたワイルドな木がたくさんありますが、遠くはありません。5分弱くらいで、奥之院・篠山神社に到着です。
諭鶴羽神社の奥之院・篠山神社
ここの空気は周囲とちょっと違うな、と感じる場所でした。
元はこの場所に、諭鶴羽神社があったですね。
奥之院には、伊弉諾尊と伊弉冊尊、大地主尊が祀られているそうです。
しっかり手を合わせて。
来た道ではなく、そのまま山頂へ向かう道には大木が倒れていました。
この大も樹齢数百年はありそうな大木。大きく三本に分かれているうちの一本が根元から折れてしまったようでした。
この大木の根元あたりの土がフカフカしていて、危なそうでしたのでご注意くださいませ。
ちなみに、ここに奥之院・篠山神社の石碑があります。・・ということは、こちらが入り口なのかな??
諭鶴羽神社をコンプリートするなら、この先にある頂上社を目指しましょう❗️
ここから10分ほどで、諭鶴羽山の頂上に到着できます。
諭鶴羽神社の頂上社
こちらが諭鶴羽神社の山頂社。
イザナギとイザナミが鶴の羽に乗って、ここのカヤの大樹に舞い降りたとされる場所です。
ここには、諭鶴羽大神と八天狗が祀られています。
しかし、鶴のマークが可愛いですね😁
もちろん、山頂からの眺めは素敵です。
ここが淡路島の最高峰。イザナギとイザナミが降り立った場所。
皆様も、ぜひ一度、国生み神話を感じる旅にきてください🤗
ちなみに今回僕らは、諭鶴羽ダムから登るハイキングコースで諭鶴羽神社に来ました。登山に興味がある方はこちらの記事も参考にしてくだい。
当サイト「淡路島に移住してから」では、これからも淡路島の魅力を発信していきます。応援よろしくお願します🙌
ディスカッション
ゆづるはじんじゃのことをしりたくて
見せて貰いました羽生君のファンです
アカガシのきの虫害のことをファンの
方のブログでしり寄付させて頂きました
大変為になりました
有難う😆💕✨ございます
これからも宜しくお願いします🙇♀️⤵️
森田さん、コメントありがとうございます❗️
羽生君は新しいステージに進んでも
まだまだファンを魅了してくれそうですよね😁
羽生君も、また諭鶴羽神社に足を運んでくれると嬉しいな〜😊