遂に見つけた!淡路島の名水「広田の寒泉」はパワースポットのようでした

2019年5月9日

迷いに迷いました、広田の寒泉。一旦、諦めようかと思ったほどに、見つかりませんでした😁

かつて広田の寒泉は、仁徳天皇にも献上されたとされる名水です。

仁徳天皇は、第16代天皇。在位が5世紀前半ということなので、軽く1600年前のお話。ちなみに令和の時代に変わり、今が126代天皇です。

数千年前から減ることのない不思議な水で、淡路島の霊水とも呼ばれているそうです。

広田の寒泉

広田の寒泉の様子

「どこにあるんかな〜」と歩いていたら、ハッと突然、現れました。

広田の寒泉

木と緑に囲まれた泉。

広田の寒泉

透明度が高く、泉の下に広がる苔の世界が見えるのですが、とても神秘的。苔の森の中に誰か妖精でもいそうな感じがしました。ここは見所の一つだと思います。

清水はたくさん湧き出ているわけではなく、蛇口を軽くひねった程度にチョロチョロでしたが、せっかくなので一杯飲ませていただきました。

広田の寒泉

味の方はなんとも表現が難しいですが、お水でしたね。ただ、個人的には薬師庵や御井の清水の方がいいかな〜。

そもそも、これは現在も飲める水なのか分かりませんので、自己責任で😁

お水の味うんぬんよりも、この場所自体がすごくパワースポットのような特別感がありましたね。シーンとした神聖な空気感。後ろは工場で、一歩抜ければすぐ先は玉ねぎ畑。広田の寒泉は小さくて、ほんとに一角なんですけど、ベンチにずっと座っていたくなる場所でした。

石碑に書かれている文字は達筆すぎて読めず… _| ̄|○

広田の寒泉
広田の寒泉

広田の寒水は、あわじ花へんろ

あわじ花へんろ 第60番 広田の寒泉
あわじ花へんろ 第60番

広田の寒泉はあわじ花へんろの一つです。5月上旬は、シャガとセキショウというお花が見頃とのことでしたが、残念ながらどちらも発見できませんでした… _| ̄|○

目立ったお花といえば、ムクノキの根元で綺麗に咲いていたカラーのお花。

広田の寒泉 カラーの花

ちなみにこのムクノキは、樹齢200年。

広田の寒泉 ムクノキ

度重なる台風の被害を受けてバランスを崩しながらも、地元住民に支えられながら大切にされている木。倒れないように鉄骨で支えられていました。

広田の寒泉 ムクノキ

僕の撮影力ではムクノキの全貌を捉えることなどできませんが、こんな感じで力強く生きています。

広田の寒泉 ムクノキ
広田の寒泉

10月〜11月中旬になると、ムクノキが実をつけ、それを食べに来る鳥も多くいるとのこと。

あわじ花へんろ巡礼まとめページ

あわじ花へんろを少しずつ巡っています。興味がある方はこちらも参考にしてください。

広田の寒泉へのアプローチ

場所は、四国化工機のお隣になります。

マニアックすぎて行かれる方は少ないと思いますが、いちおうアクセスする際のアドバイスとしては、歩いて行った方が懸命です。

広田の寒泉

駐車場があるみたいですが、とうとう僕は発見できませんでした。このエリアを車でグルグルと2周りくらいしたところで断念。少し遠い場所に車をとめて、歩いて探索。それでもこの石を見つけるのに苦労したくらいです。

この目印を見つけても、この細い道の先に本当にあるんかいな⁉️という感じ。

広田の寒泉

この看板を見て、やっと安心しました😁

広田の寒泉

半丁南❓となりましたが、すぐです。30mほどでした😁

広田の寒泉の付近の住所

兵庫県南あわじ市広田中筋169付近

広田の寒泉は、すごくアクセスしづらい場所ですが、なんだかとても神秘的な場所でした。興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

広田の寒泉の近くにある淡路島グルメ

この辺りでご飯を食べるなら、トロ兄ィー食堂がおすすめです。

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