土坐(つちざ)で、淡路瓦コースター作り体験観光❗️空間も人も最高‼️子供もできる😁雨の日もOK♬
充実の2時間。とっても素敵な体験観光でした😁
小学生くらいの子供もできるし、屋内だから雨の日でもOK!
淡路瓦のコースター作り体験は、超おすすめです🙌
淡路島は、瓦の3大生産地の一つ
僕の実家は瓦屋根だったので、瓦は身近なものでしたが、もしかしたら今の若者には珍しいものかもしれませんね。
「昔は47都道府県どこでも作られていた瓦ですが、現在は愛知と島根、そして淡路島の3エリアでしか生産していないと言ってもいいほどです」と伺った時は、驚きでした。
淡路瓦が歩んできた歴史は400年以上。淡路瓦のクオリティが高いからこそ、今日まで業界淘汰の波を乗り越えてこれたのでしょう。
ただ、確実に生産者は減少傾向。その数は、阪神・淡路大震災前をピークに、現在は3分の1以下にまで縮小しているんだとか。
「瓦の無い、京都や奈良の街並み、寺社仏閣って想像できますか?実は、淡路島って日本が抱える大きな問題を陰で支えているんですよね」と、お話してくださったのは、本日伺った「GALLERY 土坐 -tsuchiza-」の代表を務める道上さん。
道上さんは、瓦への愛がハンパじゃない方でした😁
「GALLERY 土坐 -tsuchiza-」を作ったのも、少しでも淡路瓦を知ってもらうためとのこと。
土坐 -tsuchiza- の様子
GALLERY 土坐 -tsuchiza- は、淡路島の南西・南あわじ市津井にあります。
西淡三原インターチェンジを降りて、車で約10分。
細い道を通ることなく行けるので、カーナビに住所を設定すれば問題なく到着できるはず。駐車場も広いので安心です。
兵庫県南あわじ市津井2124-2 大栄窯業(株)内
土坐 -tsuchiza- は、工場に併設されている
入り口の階段を登ると、ガラス越しに瓦の加工工場がありました。
この日は2Fの工場はお休みでしたが、上の画像・左下にある猫の足跡を辿って行くと・・・
なんとも素敵な女性用トイレが❗️
この空間を見たとき、ドキッとしましたね。土坐への期待値150%UPです❗️
トイレに用がなければ、こちらのギャラリーへ。
土坐 -tsuchiza- の中の様子
一歩入ると、お二人が優しく迎えてくれ。
目の前に広がる空間が素敵すぎました😁
大きな窓からは、津井の海が一望できます。
ギャラリーの展示方法も、とにかくオシャレ😁
瓦の使い方も、センス次第なんだと思わされる。
ちなみに周囲の土壁は、淡路瓦で使用する土と同じもの。
とても陽の光が入る空間でしたが、2010年にこのギャラリーができてから、土壁の色は殆ど変わっていないんだとか。
大窓には、冬場の結露もないらしく。「土が呼吸しているため」とおっしゃっていました。
淡路瓦のコースター作り体験も、淡路瓦が持つ吸水性を知ってもらうために始めたそうです。
コースターに水を吹きかけると、すぐに水分がコースターの中に消えていきました。すげぇ〜 )^o^(
淡路瓦の土は、慶野松原から
グランドキャニオンか❗️と思ってしまう写真でしたが、この光景は、慶野松原の松林を少し山側に行ったあたりにあるらしい。
関係者以外は立ち入り禁止だそうですが、ここにある太古の地層の貴重な粘土質の土(この大きな山の一部分)が淡路瓦の素材だそうです。
淡路瓦の曲線は、白銀比
土坐の椅子は、ご覧の通り瓦でできているのですが、実は足の部分の曲線も瓦のライン😁
この曲線美は、黄金比ならぬ、白銀比( 1 : 1 + √2)なんだそう。
ちなみに最初に登ってきた階段の横にあった手摺。この4mある手摺のRも、白銀比になっているそうです😁
他にも、このカウンターテーブル。一見、石に見えるんですが、こちらも土素材(正確には、土とセメントらしい)。
まだまだ色んな見所が、この土坐には詰まっています。土と瓦でできた驚きの空間ですので、この場所を見るだけでも価値があると思いますよ〜😙
この空間を目的に、カフェの利用だけで訪れる方もいるそうです。
土坐で淡路瓦コースター作り体験
体験時間は約2時間。料金は、一人2000円(税別※焼き上がり後の送料別途)。
これはお得すぎる体験です。
僕らはとてもゆったり作らせていただき、いろんなお話も聞けました。体験は、余裕のある平日がおすすめです。
簡単に、体験の流れを説明しますね。
1. コースターのデザインを選ぶ
あらかじめ何十種類ものデザインが用意されていますので、その中から好きな模様を選びます。
2. コースターの土台を綺麗にする
選んだ模様の髪を四角に切り出して、コースターの角を丸く綺麗にしていきます。
コースターの形状は四角と円形を選べます。
3. デザインを写す
コースターの上に切り取ったデザイン紙をのせ、型を鉛筆でなぞっていきます。
なぞり終わると、こんな感じ。
4. 型にそって、彫る
ここからがややテクニカルです。
この日は、道上さんが指導してくれました。
鉛筆で書いた線にそって、ヘラを斜めに挿入して土を取り除き、立体感を出していく工程です。
この工程では、奥さんのデザインの場合、彫る面積が大きいためちょっと難しい。
5. 仕上げる
仕上げに、掘った場所を木のヘラなどで綺麗にしていきます。
最後は、道上さんに最終チェックもしていただけました😁
最終形は、それぞれこんな感じ。
もう、焼き上がりが楽しみでしかない😁
土坐に足を踏み入れてから、ここまでが約2時間。久しぶりに集中して物づくりを楽しみました❗️
このコースター作り体験は、小さいお子様だと幼稚園の年長さんくらいからトライしている人もいるらしい。子供用の簡単な型も用意されているんだそうです。
家族で楽しめるって、いいですよね🤗
※2019年10月15日 追記
本日、焼きあがったコースターをいただきに土坐に行ってきました〜😁
焼きあがりをみると、想像以上にディティールが残っていて、自分で作った感(愛着)が強い😆
試しに水をかけてみましたが、ちゃんと吸い込みました❗️
今度、ビールグラスをのっけてみよ〜♬
大人の工場見学
コースター作り体験が終わった後、特別に少しだけ1Fの工場を見せていただきました❗️
1Fに降りると、熱気が漂っていて。
どうやら、この窯から熱が放射されているらしい。
こちらの窯は、瓦を冷ましている最中。瓦は手で触れないほどの熱さだそうです。
淡路瓦は、焼く時は最高1000℃まで上昇。温度を下げながら燻し、このように窯を開けられるようになるのは400℃まで熱が下がってからなんだとか。
お隣の窯には、まだ焼かれていない瓦がスタンバイ。最初は白いんですね。
燻されて、銀色になる。
これがまさに、いぶし銀❗️のいぶし瓦です‼️
製造工程でできた不良品とのことで、いただいちゃいました〜😁
土坐のコースター作り体験は、予約制なので、営業日程などをチェックして連絡してみてくださいね❗️
じゃらんで予約すると、特典があります!
僕らも気づかなかったのですが、調べてみたら「じゃらん」から予約すると特別特典がありました🤗
特典は、ギャラリーオリジナルの「瓦の箸置き」だそうです。
気になる人は、チェックしてみてくださいませ。
「津井トンネル」と「おじんば磯」も合わせて、どうぞ❗️
土坐で体験観光するなら、すぐ近くにある津井トンネルとおじんば磯も行ってみてください‼️
ちなみに、おじんば磯の横にある津井の海岸に、たくさん落ちているこの石みたいなものは瓦なんですって。
50〜60年前は、海に瓦を捨てていたらしく。海に揉まれて丸く石のような形になったんだそう。
実は、土坐にあったこの建物の下に埋め込んであったのも、津井の海岸に落ちていた瓦。
さらに、津井の海岸はシーグラスが拾えるポイントでもありましたよ〜😙
土坐で楽しい体験をして、津井トンネルを見て、最後は海岸でビーチコーミングなんていかがでしょう。
津井は福良にも近いので、うずしおクルーズや淡路島浄瑠璃と絡めれば、とっても充実した淡路島観光プランができると思いますよ〜😁
当サイト「淡路島に移住してから」では、これからも淡路島の魅力を発信していきます。応援よろしくお願します🙌
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