淡路島・沼島の行き方をご紹介。土生港から船で10分・往復900円で気軽に観光できる‼️しかも、沼島ターミナルで「1億年前の地球のシワ」に触れるよ😁

2019年5月16日

淡路島に移住して3年目、昨日はじめて沼島観光をしてきました❗️

沼島は漂う空気感が違う。国生み神話に出てくる「聖地・おのころ島」の最有力候補地と言われるだけあって、島全体からパワーを感じました😁

上立神岩を見たときは、久しぶりに感動‼️

上立神岩

沼島から帰ってきてまず思ったのは、「何でもっと早く足を運ばなかったんだ!」に他なりません。

近いし、安いし、一日満喫できる、淡路島観光にうってつけの場所。国生みの島「淡路島」に観光にきたなら、ぜひ沼島に足を運んで欲しい‼️

ここでは、まだ沼島に行ったことがない人のために、沼島への行き方をご紹介します。

沼島に行くには、淡路島の南端・灘ターミナルセンターへ

灘ターミナルセンターは、土生港にあります。淡路島の一番南。黒岩水仙郷のあたり。洲本のホテル街からアクセスすると、車で40〜50分くらいです。

そんなに大きな建物ではありませんが、周囲に建物がないのですぐにわかります。カーナビに住所設定でまず迷うことはないはずです。

灘ターミナルセンターの住所

兵庫県南あわじ市灘土生1-10

駐車場はすぐ横に1日500円で停められる広いパーキングがあるのでご安心ください。

中に入ると、こんな感じで待合室。誰もいないのは出発の3分前だからです!←だいぶ時間を見誤りました(^_^;)

館内に入って右側が切符売場。こちらで船のチケットを購入します(実は、間に合わなくなるんじゃないかと焦っています)。

船の運賃  ※2019年5月現在

往復で購入すると少し割引があります。

大人小人
片道470円240円
往復900円460円

※障害者割引などもあります。
※荷物などは別途費用がかかる場合があります。

船の時刻表 ※2019年5月現在

土生から沼島へ。沼島から土生へ。毎日10便の船が運行しています。運航時間はいずれも10分です。

ここでは土生から沼島の10便をご紹介します。

便名土生発
1便07:00
2便07:50
3便09:00
4便10:30
5便11:55
6便13:50
7便15:10
8便16:30
9便18:05
10便19:00

天気によっては欠航もあると思いますので、不安な方はWEB(沼島汽船の運行状況・予定)でご確認ください。

灘ターミナルセンターのすぐ前が、船の乗り場です

灘ターミナルセンターに到着したのが、出発まで5分もない状況だったんで、船の乗り場が近くて助かりました。ターミナルを出て目の前です。

係員さんに乗船券を渡して、いざ乗船。

ちなみに船は、行きも帰りも予定時刻ジャストに出船していました。乗り遅れにご注意ください🙌

船内は快適。意外にも、観光客の方が多くてビックリ

船は2種類。「しまちどり」と「しまかぜ」があります。

今回僕らが乗らせていただいたのは、しまちどり。

船内に入って、まず驚いたのは人の多さ😲

観光客であろう、おじいちゃんと、おばあちゃんで乗車率70%❗️

正直、お客さんはそんなにいないだろうと思っていたので、ビックリでした。

パッと席数を数えたところ、80席くらいあったので50人以上は乗っていたんじゃないかと思います。

船内はご覧のように、高速バスさながらの座席で快適でした。テレビもあったりして。キョロキョロしている間に「お疲れ様でした。まもなく沼島です」のアナウンス。

アッという間に、沼島に到着です!

観光客の方々は、10名くらいの団体で来られているようでした。今から考えると、おそらく「おのころクルーズ(船で沼島をまわる観光コース)」が団体だと一人頭で安くなるからでしょうね。

ちなみに、今回乗ることはありませんでしたが、もう一つの船「しまかぜ」はこちら。

淡路島日本遺産文化財ガイド 沼島

陸に上がると、沼島のエネルギーをすぐに感じました😁

同時に、淡路島日本遺産文化財ガイドが迎えてくれます。

国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つ。淡路島の太平洋側に浮かぶ小島で、上空から見ると勾玉の形をしています。古墳や製塩遺跡が残るほか、立神岩をはじめ巨大な奇岩が島を取り囲んでいるのも特徴。沼島の「沼」は国生み神話の「天の沼矛」に由来するという説もあります。

淡路島日本遺産文化財ガイド

あわじ花へんろ 第52番「花の札所」

1〜2月はスイセン、4月はサクラが見頃を迎えるそうです。

沼島ターミナルセンターで「1億年前の地球のシワ」を発見!

こちらが沼島ターミナルセンターの建物。僕ら以外はあまり見向きもしていなかったようですが、館内にすごいお宝があります。しかも触れるんです。

沼島ターミナルセンターの中の様子

沼島ターミナルセンターの入り口に、杖のレンタルがあります。ハイキングをされる方は持って行った方がいいかもしれません。

僕らは予定していなかったのですが、途中でハイキングコースに迷い込み…… まぁまぁ大変でした😁

館内はこんな感じ。天井が高くて明るいです。灘ターミナルセンターより雰囲気がいいです。

沼島観光に欠かせない沼島マップも、ここで手に入れました。(・・が、よく見て観光しなかったため、ハイキングコースに迷い込むことになります。。)

そして、奥さんのトイレを待っている間、お宝を見つけました❗️

ホール中央に、兵庫県指定文化財「さや状褶曲(さやじょうしゅうきょく)」という石が置いてあったのです。

さや状褶曲(さやじょうしゅうきょく)

さや状褶曲(さやじょうしゅうきょく)が観察できるのは、今のところ世界で沼島とフランスだけなんだそうです。世界で2箇所って、本当にすごくないですか!

沼島観光に来たら、ここをスルーしちゃダメでしょう。思いっきり偶然発見した僕が言うのもなんですが…(^^;;

さや状褶曲(さやじょう しゅうきょく)

1994年(平成6)、沼島の北端にある黒崎の海岸で同心円状になった世界でも珍しい形の岩石が発見されました。
「さや状褶曲」といい、地下深い場所で複雑な力により生まれたと考えられています。約1億年前の地球内部の動きがわかる貴重な天然記念物として、現在は兵庫県指定文化財に指定【2017年(平成29)】されています。また、2009年(平成21)には「日本の地質百選」にも選ばれています。

備え付けの解説板(南あわじ市・南あわじ市教育委員会)

ここでは、さや状褶曲(さやじょうしゅうきょく)に、触れられるんです。

ちなみにこの撮影時は、上にあったピンクのファイル(資料)を読ませていただいておりました。ちゃんと返しておりますので、ご安心を😁

・・ということで、沼島に着いて早々、世界でも珍しい岩石に触れちゃいました😁

この後は、「おのころ神社」や「上立神岩」を観に行ったり、「吉甚 バッタリ カフェ」で素敵な方と出会ったり、美味しい鱧の天ぷらを食べたりしたのですが、長くなるので一旦ここまで。

まず、今回お伝えしたいのは「沼島は近くて安い!。船は一日10本あるよ!」ということ。ぜひ、淡路島観光に来られたら沼島にも足を運んでみてください。

この他、沼島観光の記事はこちら

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